かまぼこは「日の出」を象徴するものとして、
元旦にはなくてはならない料理です。
赤はめでたさと慶びを、白は神聖を表しています。
形が初日の出の形に似ていることから、
おめでたい象徴としておせちに用いられています。
赤は「魔除け」白は「清浄」を意味しているそうです。
そんなかまぼこですが、
1本に魚が5~6匹相当使われているそうです。
そのため、白身由来の動物性たんぱく質が多く含まれています。
100gあたりの含有量は、
ニワトリの卵とほぼ同じ。
一方、脂質は卵の10分の1程度。
納豆や豆腐などの大豆製品より低く、
まさに、高タンパク低脂質な食品なんです。
まず、そのまま切って食べるときは、12㎜の暑さが最適。
そうすることで、プリプリの食感を楽しむことができます。
かまぼこを板からはがすときに、
身が残ってしまった経験はありませんか?
包丁の背を使うときれいにはがすことができるんですよ。
ちょっと変わった食べ方もご紹介。
それは、かまぼこをスプーンなどで削ぐように切ること。
そうすることで、かまぼこの表面がデコボコになって、
表面積が増え調味料などの味がなじみやすくなります。
オリーブオイルやマヨネーズがおすすめです。
これからの季節、そうめんや冷たい麵類を食べる機会が増えると思います。
「かまぼこのかき揚げ」を1品加えると、
栄養のバランスが良くなりますよ。
かき揚げにするときは、でんぷん粉を含むかまぼこを使うと、
加熱しても食感が変化しにくいです。
揚げるときは、200℃くらいの高温で短時間で揚げることによって、
かまぼこのプリプリ食感が損なうことがなく、
美味しく仕上がります。
かまぼこ自体はそのまま食べれるので、
衣が上がるくらいが目安ですね。
最後に、かまぼこの保存方法。
それは、板をつけたまま冷蔵庫に保管すること。
板に付けたまま保存することによって、
木がかまぼこの水分を吸ったり吐いたりするので、
かまぼこに一番良い水分量を調節してくれます。
栄養豊富なかまぼこを使った一品を、
普段の献立に加えてみてはどうでしょうか?
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